Painters' Paintings@National Gallery [ミュージアム/ギャラリー]
金曜日はナショナル・ギャラリーが夜9時まで開館。この機に行っておかなければ!と、開催中の「画家たちの絵画」展へ。ルシアン・フロイド、マチス、エドガー・ドガ、フレデリック・レイトン、ジョージ・フレデリック・ワッツ、トマス・ロレンス、ジュシュア・レイノルズ、アンソニー・ヴァン・ダイクが所有していた絵画と、各々の作品とを並べて展示し、彼らがどのような絵画を好み、どのような影響を受けたのかを浮き彫りにする展覧会。
イギリスには強い収集欲を持つ人が多く、それが大英博物館を始めとした種々の博物館が存在している根底にあるような。絵画について言えば、その代表がレイノルズのような気がします。もっとも、フランス人のドガも負けてなく、"I buy! I buy! I can't stop myself"と(展覧会のイヤホンガイドでは英語でしたが、実際にはフランス語で?)告白しているとか。今回の展覧会でも、ドガの収集品が一番多く、彼が特に心酔していたのは、ドミニク・アングレとドラクロワ。
大作も並ぶ中、私が1番好きだったのは、フランク・アウエルバッハがルシアン・フロイドに送った誕生日カード。スミスフィールドのCork Tavernで楽しそうに朝食を食べるアウエルバッハとフロイドの姿を描いた線画が、にやにやしてしまう可愛さ。ただ、こういう小品は絵葉書になろうはずはなく、残念。Cork Tavernも現存していれば行きたいところですが、Googleで検索した限りで、どうやらないみたい。これも残念。
2016-07-30 05:39
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