Frankenstein@Royal Opera House [エンタメ]

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英国ロイヤル・バレエの『フランケンシュタイン』。クラッシックというよりはモダンで、怪物を造ったヴィクター・フランケンシュタイン博士と怪物の対決が象徴的に描かれるのだろう…と想像していたら、全くそういうことはなく、ヴィクターの人生を、心理的葛藤も含めて描くことに重点を置いたクラシック・バレエ。正直に言えば、怪物が情緒を発達させる過程や、感情の変化をもっと丁寧に描いて欲しかった。怪物のソロが短いのが不満。怪物役のダンサーの動きが、群舞の中に紛れているときでも圧倒的で、うまく表現してくれそうなのに…。

…と思いつつ、帰りの地下鉄の中で配役リストをよくよく見ていたら、この日(5月18日)の怪物役はスティーヴン・マックレー! 2010年6月28日、29日に東京文化会館で、吉田都さんがロイヤルと最後に共演したとき(『ロミオとジュリエット』)のロミオ役の方。スティーヴンは、都さんが相手役に指名していたダンサーが負傷したための代役という話でしたが、都さんとのバランスもいいし、華はあるし、キレのある動きでありながら情感はあるし、音感はいいし、またいつかどこかで踊りを拝見したい、と名前を憶えていたのでした。

今日は劇場にカメラが入って、イギリス各地の映画館で上映するために撮影。私の席の隣の隣の隣の隣あたりにも、カメラマンさんが2、3人いらっしゃいました。
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