Victorian Lesson@Ragged School Museum [ミュージアム/ギャラリー]

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"ragged school"は通常「貧民学校」と訳されますが、こちらは、ダブリン出身のThomas Barnardが医学の勉強のためにやって来たロンドンで、イースト・エンド(スラム街が多く貧しかった地域)の惨状を見るに見かね、貧しい子供たちを教育するために開いた学校をミュージアムにしたもの。1867年に学校の原型ができて、その2年後にCopperfield Road Free Schoolとして正式に設立、1908年に閉校。イーストエンドはテムズ河の波止場に近く、第二次世界大戦中は空襲が特に激しかったそう。その当時の人々の様子をしのぶ展示などもあり。

毎週第一日曜日には14:15~と15:30~の2回(それぞれ約45分)、ヴィクトリア時代にタイムスリップしたという設定で模擬授業。私は6月5日の14:15~の回に参加。参加者は子供も含めて13人。行儀よく挨拶するところから始まり、石版を使ってアルファベットの練習、計算、お金の数え方、きちんとした話し方など。先生役の方が授業中は完全になりきっていて、姿勢が悪かったり、机に肘をつけば、鞭を鳴らして注意されます。模擬授業でもちょっと怖く、緊張感があって、当時の子供たちはそれは怖かっただろう、と。私は石版を参加者に配って、授業終了後に回収する係でしたが、一枚回収し忘れて、先生に怖い顔をされました。
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