Britain's Child Migrants@V&A Museum of Childhood [ミュージアム/ギャラリー]

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1869年から1970年にかけてチャリティという名目で、カナダやオーストラリア、南アフリカなどに移民として送られた子供たち(見積もりでは100,000人。存命の方は約2000人)についての企画展。写真(写真の子供たちはほとんどが笑顔。宣伝に使われた写真かも)や、手書きの手紙、帝国主義教育に使われた玩具、移民として認める旨を記した書類(移民させられたのは、救貧院や孤児院の子供たちで、親の許可なく移民させられたケースも多々)、「今よりもいい生活ができる」という謳い文句で移民させられたものの、辛い事実に直面させられたこと(世話をしてくれるはずの人に性的なものも含めて虐待されたことなど)を証言する動画や、子供の移民を政府が後押ししていた背景があることから、2010年に時のイギリス首相ゴードン・ブラウンやオーストラリア首相ケビン・ラッドが公に謝罪する動画など。

この展示の情報は、Ragged School Museum(こちらをご参照)にあったチラシから。この展示が行われたのは、Victoria & Albert Museum別館で、子供時代に関するものを集めたミュージアム。このミュージアム最寄りの地下鉄駅Bethnal Greenは、Ragged School Museum最寄りの地下鉄駅Mile Endの隣駅(Central Line)だし、行ってみようかな、と。大きな体育館のような建物で、カフェや子供が遊ぶスペースもあり。
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