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Edinburgh 3 [エクスカーション]

Writers Museum
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Old Town。スコットランドを代表する作家ロバート・バーンズ(1759-96)、ウォルター・スコット(1771-32)、ロバート・ルイ・スティーブンソン(1850-94)の生涯と業績に関するミュージアム。この建物は貿易商人、ウィリアム・グレイのために1622年に建てられたもので、建物を観るだけでも面白い。以上の3人の作家とこの建物とは直接的な関係はないものの、バーンズは1786年にエジンバラに来て、すぐ近くのバクスターズ・クローズに住んでいたらしい。


The Edinburgh Book Lovers' Tour
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Writers Museumが行っているウォーキング・ツアーに参加。画像上段のドームが印象的なエジンバラ大学周辺(Old Townの南側)へ。その隣の建物は、コナン・ドイルがこの大学の医学部の学生だった頃に勉強し、ホームズやワトソンのモデルとなる人物に出会った場所。医学界の名門のこちらでは、『種の起源』で有名なダーウィンも学んでいます。医学部ではないけれども、スティーブンソンや、『ピーターパン』で有名なJ・M・バリーもここの大学に在籍。スティーブンソンとバリーは会う約束をしていたものの、スティーブンソンが早世してしまったために会うことができず。バリーは、自分とスティーブンソンが出会う架空の短編小説を描いているとか。

William Darrell氏によるカバの頭の彫刻は、Jim Hayne氏のペーパーバック専門古書店(1959-67)跡に付けられたもの(現在はエジンバラ大学構内)。この古書店は、お客が1960年に『チャタレイ夫人の恋人』に燃やした一件で、有名らしい。下のURLをご参照。

https://www.theguardian.com/books/booksblog/2011/aug/21/edinburgh-jim-haynes-lady-chatterleys-lover


J・K・ローリング氏が『ハリー・ポッター』の最初の数章を書いたカフェ
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"The Edinburgh Book Lovers' Tour"で前を通り、ツアーが終わった後に、私はこのカフェでお茶。いい意味で何の変哲もない普通のカフェで、居心地よし。私が座ったカウンターからの眺めは、右の画像。エジンバラ大学のすぐ近く。

カフェの外にローリング氏の件を記すプレートあり。ロンドンでは有名人(架空の人物の場合もある)が住んだ家とか、そういった記念すべき場所にはブルー・プラーク設置するというシステムがありますが、エジンバラにはそれがなく、設置する場合は、設置する人がお金を払わなければならないらしい。
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Edinburgh 2 [エクスカーション]

Scott Monument
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スコットランドの文豪ウォルター・スコットを称えるモニュメント。プリンスィズ・ストリートに立つゴシック様式の塔で、高さ61m。作家を称えるために作られた世界最大の像らしい。£5支払って昇ってみたものの、風は強いし、私は高所恐怖症だし…で1番高いところまで行けませんでした…。見晴らしは良好(右の画像。右奥に見えるのはエジンバラ城)。


Royal Museum of Scotland
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エジンバラ大学の近く。広くて一部しか観てないですが、スコットランドの歴史と産業(特に繊維のコーナー)がやっぱり充実。右は館内のビストロでいただいたスコティッシュ・ハンバーガー。どこがスコッティシュなのか「?」ですが、美味。"Ginger Beer"は、つまりジンジャー・エール。


National Gallery of Scotland
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ラファエロやボッティチェリなど見応えあり。ただ、雨の日に行ったためか、人が多くて疲れた…。
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Edinburgh 1 [エクスカーション]

Edinburgh Castle
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エジンバラと言えば、険しい崖の上にそびえるエジンバラ城。農耕が始まり、有力者がこの場所に定住したことに端を発するエジンバラ発祥の地。上段右と下段左はエジンバラ城からの眺め。


Old Town
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エジンバラは目抜き通りのプリンスィズ・ストリートを挟んで、南にOld Town。北にNew Town。中世の様子を今に伝え、観光客が集まるのはOld Town。Old Townのさらに南側がエジンバラ大学のある、ロンドンで言えばブルームスベリーのような地区。

Old Townはロマンチックな感じがするかもしれませんが、18世紀から19世紀にかけてスラム化し、貧民を殺してその死体を解剖用としてエジンバラ大学医学部に売る輩がいたり、狭くて衛生状態が悪く伝染病が蔓延したり。1842年にヴィクトリア女王がエジンバラを訪れて気に入ったことから、また、鉄道が開通したことから観光客がエジンバラに訪れるようになっても、Old Townは治安も衛生状態も悪いし…と、人が寄り付かない時期も長かったらしい。改革の手が入るようになったのは19世紀の終わりだそうです。


New Town
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New Townは18世紀に都市計画をもとに建設。道が広く、洗練された家々が多くお金持ちが移り住んだ場所で、貧民の住むOld Townと、金持ちの住むNew Townにエジンバラが二分化されていた時期も長かったのでした。現在もNew Townは洗練されてお洒落な感じで、Dundas Streetなど、散歩が楽しい。可愛いカフェ(最後の画像はそんなカフェの一つでいただいたパンケーキ)やアンティーク・ショップ、ギャラリーが多い。
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Caledonian Sleeper(London⇒Edinburgh) [エクスカーション]

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寝台車カレドニアン・スリーパーでエジンバラへ。飛行機の方がお安いだろうど知りつつ、何年も前から乗りたかったので奮発。23:00ロンドン・ユーストン駅発、翌朝7:15くらいにエジンバラ・ウェイバリー駅着。乗車日は、用務を終えて、シェイクスピアの講演に行って、帰宅してシャワーを浴びて軽く食事をして、(23時から乗車可能なので)23時ちょい前にユーストン駅へ。

子供のようにドキドキ興奮して、トイレやラウンジカーもチェック。ベッドはやや狭いものの寝心地よく、ぐっすり眠る。一人部屋。翌朝は6時半からラウンジカーで朝食。寝室に届けてもらうこともできるのですが、せっかくなので乗車時にラウンジカーを一席予約していたのでした。もっとも、朝食と、(エジンバラ行きの場合ですが)朝食時間の景色にはあまり期待しない方がいいかな、と。それでも楽しくエジンバラ着。
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湖水地方再訪4(Hill topなど) [エクスカーション]

ボウネスでの会合を終える。9日は、ビアトリクス・ポターが住んだニア・ソーリーに一泊し、ポターゆかりの地を巡るウォーキング。案内してくれた方に感謝。9日は時々小ぶりになるものの雨。10日は晴れとまではいかないものの、雨が上がる。湖水地方に来たなあとしみじみ思えるのは、この辺り。

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Hの印が羊はポターが所有していたヒルトップ農場の印。コケの靴下を履いているような木。ポターも通っていたというファー・ソーリーの教会。ファー・ソーリーはニア・ソーリーの隣の集落。

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ヒルトップ(ポターが住んだ家)を畑のある一角から見る。左下はルバーブ畑で、ポターのお話に書かれているように、葉の間に卵が隠されている。右は宿泊したホテル、イース・ワイク。もとはレイクランドと呼ばれていて、ポターも宿泊したことがあるらしい。

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真ん中の画像に写っている湖がイース・ワイク。右の羊は、ポターが気に入っていたハードウィック種。子供の頃は真っ黒なのが、大人になると顔は白く、身体は薄茶色になるのだそう。

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左の2つの画像はポターのお話に出てくる場所。右は、Moss Eccles Tarnを木の間から見たもの。ポターはこの湖にボートを浮かべ、夫のヒーリス氏と釣りをしている。

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イース・ワイクを上の画像の対岸から眺める。右奥にホテル、イース・ワイクが見える。この辺りは"Beatrix Potter Nature Walk"と呼ばれる散歩道。道に木が敷かれていて、歩きやすい。
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湖水地方再訪3(Troutbeck) [エクスカーション]

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トラウトベックに連れて行っていただく。ビアトリクス・ポターは1923年に、こちらにあるトラウトベック・パーク農場を購入。総面積760ヘクタール! 開発業者がここを購入しようとしていることを聞いた彼女は、この土地の自然と伝統、そして、ここで買われていたハードウィック種の羊を守るためにこちらを購入し、荒れ果てていた農場を自分の思うように改良していったのでした。

17世紀にさかのぼる倉庫や農家が面白い。19世紀に作られたものは、同じスレート造りでも小ぎれいで、面白みに欠ける感じ。2段目左の画像の屋根の端には、階段状になるようにスレートがはめ込まれていて、これは飾りではなく、屋根に上るための実用。ただし、この地方独特のものではなく、イースト・アングリア地方の農家に典型的に見られるものらしい。

集落には教会(Jesus Church)もあって、中に入ると、バーン=ジョーンズ(1833-98。ラファエロ前派の画家/デザイナー)が関わった美しいステンドグラスがあって、びっくり。正直に言えばバーン=ジョーンズの絵画はあまり好きではないのですが、こちらのステンドグラスは本当に素晴らしいと思う。

高台から見下ろすと、雲の影が草原の上をゆっくり動いて行くのが見える。緑の間から岩がごつごつ突き出ている箇所もあり、湖水地方にしては荒々しい風景。
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湖水地方再訪2(Blackwell Arts & Crafts House) [エクスカーション]

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会合の合間を縫って、ブラックウェル・アーツ&クラフツ・ハウスへ。ここは建築家Mackie Hugh Scott(1865-1945)によって設計され、1901年完成。第二次世界大戦中はリヴァプールから疎開してきた子供たちの学校として使用されたようですが、それでも、19世紀後半のアーツ&クラフツ運動の影響を受けて施された建築当初の粋を尽くした内装や調度品を堪能。外から見るとやや普通なこともあって、中に入ったときの感動も大きい。ベンチが暖炉を囲むコーナーが特にいい感じ。もっとも、これは、冬は極寒のこの地方の家々に典型的に見られる造りだそう。ウィンダミア湖を臨む眺めも素晴らしい。

そんな家の設計の依頼主は、マンチェスターのビール醸造所の持ち主、Sir Edward Holt。マンチェスター市長に2度立候補したらしい。1847年にウィンダミアまで鉄道が敷かれたのをきっかけに、リバプールやマンチェスターの大資本家たちが湖水地方に別荘を築くのが流行する中で、ホルトは、新進気鋭のアーツ&クラフツの建築家だったスコットに、白羽の矢を立てたのでした。

見学時間が約40分しか取れなかったのが残念。併設されているカフェにも行きたかったなあ。なお、上段右は、雨どいに施されたデザイン。補強も兼ねているのかもしれない。最後の画像は、こちらに向かう道沿いで目が留まった苔むしたスレートの塀。
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湖水地方再訪1 [エクスカーション]

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とある会合に出席するために、湖水地方再訪。ウィンダミアからちょっと南に下ったボウネスのホテルが会場&宿泊場所。早めに着いてゆっくりしよう、と早起きしてロンドンを出てきたのに、列車が遅れて乗り継ぎがうまくいかず1時間待たされるし、ウィンダミア駅からの送迎バスは連絡なしにキャンセルになっているし…。イギリスらしいと思っておこう。

それでも、1時間ほど、ホテル裏のフットパスと湖の辺りを散歩。湖岸はTHE観光地な感じ。ロンドンも7月になって急に観光客が増えた気がするし、そういう時期なのでしょう。
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Exeter [エクスカーション]

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セント・ジュリオットからの帰り道にエクセターの大聖堂へ。聖堂内では、オーケストラと合唱隊がリハーサル中でした。ここでもガーゴイルを観察。
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St Juliot (Cornwall再び) [エクスカーション]

EU離脱に関する国民投票の結果が出て、賛成に投票した人たちも戸惑いを隠しきれない、そんなロンドン…。出かけた先でもこの話題。私は、様子をうかがうしかありません。

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投票日に合わせたわけではないですが、私は23日(金)から25日(日)まで、3月(こちらなどをご参照)にも行ったコーンウォール州のセント・ジュリオットに行っていました。

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前回は、Bodmin Parkwayまで列車で行き、それからタクシー。今回は、ロンドン、ウォータールー駅からエクセター、そこからバスでBude。知人がそこまで車で迎えに来てくれました・・・と書くと簡単ですが、23日の午前中は(まるで国民投票の結果を暗示するかのように)前日の大雨で影響で、ロンドンの交通は大混乱。地下鉄は進まないし、エクセター行きの列車は遅れるだけならまだしも、欠便になるし。自宅を出たのが朝8時半、セント・ジュリオット着は夕方5時半。

今回の宿泊は(3月は立ち寄っただけで宿泊できなかった)Old Rectory(「古い牧師館」という意味)というB&B。小説家のトマス・ハーディーが最初の妻エマと出会った場所。姉ヘレンがここに住む牧師と結婚したので、妹のエマも身を寄せていたのでした。私はエマのベッドルームを使用させていただく。

たどり着くのが大変でしたが、バスからの眺めは素晴らしいし、日本の梅雨のようにじめじめしていた23日朝のロンドンとは異なり、からりと晴れて爽やか。3月にも出会った犬のミリーも優しく出迎えてくれる。海(大西洋)の色が3月とは違う。Old Rectoryの庭も初夏の花でいっぱい(花の背後に見えるのはスレートの壁。コーンウォールはスレートの産地)。Boscastle Farm Shopでは、3月はお腹がいっぱいで食べられなかったチーズケーキを食べて満足(コーンウォールは雨が多く、いい牧草が育つため、乳製品が美味しい)。画像の上段の教会は、ハーディーが修復に関わったセント・ジュリエット教会。最後の画像は、ミンスター教会。この教会の外壁をよく見ると、なぜかハサミが彫刻されています。どうしてだろう。
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