湖水地方再訪4(Hill topなど) [エクスカーション]

ボウネスでの会合を終える。9日は、ビアトリクス・ポターが住んだニア・ソーリーに一泊し、ポターゆかりの地を巡るウォーキング。案内してくれた方に感謝。9日は時々小ぶりになるものの雨。10日は晴れとまではいかないものの、雨が上がる。湖水地方に来たなあとしみじみ思えるのは、この辺り。

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Hの印が羊はポターが所有していたヒルトップ農場の印。コケの靴下を履いているような木。ポターも通っていたというファー・ソーリーの教会。ファー・ソーリーはニア・ソーリーの隣の集落。

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ヒルトップ(ポターが住んだ家)を畑のある一角から見る。左下はルバーブ畑で、ポターのお話に書かれているように、葉の間に卵が隠されている。右は宿泊したホテル、イース・ワイク。もとはレイクランドと呼ばれていて、ポターも宿泊したことがあるらしい。

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真ん中の画像に写っている湖がイース・ワイク。右の羊は、ポターが気に入っていたハードウィック種。子供の頃は真っ黒なのが、大人になると顔は白く、身体は薄茶色になるのだそう。

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左の2つの画像はポターのお話に出てくる場所。右は、Moss Eccles Tarnを木の間から見たもの。ポターはこの湖にボートを浮かべ、夫のヒーリス氏と釣りをしている。

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イース・ワイクを上の画像の対岸から眺める。右奥にホテル、イース・ワイクが見える。この辺りは"Beatrix Potter Nature Walk"と呼ばれる散歩道。道に木が敷かれていて、歩きやすい。
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湖水地方再訪3(Troutbeck) [エクスカーション]

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トラウトベックに連れて行っていただく。ビアトリクス・ポターは1923年に、こちらにあるトラウトベック・パーク農場を購入。総面積760ヘクタール! 開発業者がここを購入しようとしていることを聞いた彼女は、この土地の自然と伝統、そして、ここで買われていたハードウィック種の羊を守るためにこちらを購入し、荒れ果てていた農場を自分の思うように改良していったのでした。

17世紀にさかのぼる倉庫や農家が面白い。19世紀に作られたものは、同じスレート造りでも小ぎれいで、面白みに欠ける感じ。2段目左の画像の屋根の端には、階段状になるようにスレートがはめ込まれていて、これは飾りではなく、屋根に上るための実用。ただし、この地方独特のものではなく、イースト・アングリア地方の農家に典型的に見られるものらしい。

集落には教会(Jesus Church)もあって、中に入ると、バーン=ジョーンズ(1833-98。ラファエロ前派の画家/デザイナー)が関わった美しいステンドグラスがあって、びっくり。正直に言えばバーン=ジョーンズの絵画はあまり好きではないのですが、こちらのステンドグラスは本当に素晴らしいと思う。

高台から見下ろすと、雲の影が草原の上をゆっくり動いて行くのが見える。緑の間から岩がごつごつ突き出ている箇所もあり、湖水地方にしては荒々しい風景。
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湖水地方再訪2(Blackwell Arts & Crafts House) [エクスカーション]

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会合の合間を縫って、ブラックウェル・アーツ&クラフツ・ハウスへ。ここは建築家Mackie Hugh Scott(1865-1945)によって設計され、1901年完成。第二次世界大戦中はリヴァプールから疎開してきた子供たちの学校として使用されたようですが、それでも、19世紀後半のアーツ&クラフツ運動の影響を受けて施された建築当初の粋を尽くした内装や調度品を堪能。外から見るとやや普通なこともあって、中に入ったときの感動も大きい。ベンチが暖炉を囲むコーナーが特にいい感じ。もっとも、これは、冬は極寒のこの地方の家々に典型的に見られる造りだそう。ウィンダミア湖を臨む眺めも素晴らしい。

そんな家の設計の依頼主は、マンチェスターのビール醸造所の持ち主、Sir Edward Holt。マンチェスター市長に2度立候補したらしい。1847年にウィンダミアまで鉄道が敷かれたのをきっかけに、リバプールやマンチェスターの大資本家たちが湖水地方に別荘を築くのが流行する中で、ホルトは、新進気鋭のアーツ&クラフツの建築家だったスコットに、白羽の矢を立てたのでした。

見学時間が約40分しか取れなかったのが残念。併設されているカフェにも行きたかったなあ。なお、上段右は、雨どいに施されたデザイン。補強も兼ねているのかもしれない。最後の画像は、こちらに向かう道沿いで目が留まった苔むしたスレートの塀。
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湖水地方再訪1 [エクスカーション]

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とある会合に出席するために、湖水地方再訪。ウィンダミアからちょっと南に下ったボウネスのホテルが会場&宿泊場所。早めに着いてゆっくりしよう、と早起きしてロンドンを出てきたのに、列車が遅れて乗り継ぎがうまくいかず1時間待たされるし、ウィンダミア駅からの送迎バスは連絡なしにキャンセルになっているし…。イギリスらしいと思っておこう。

それでも、1時間ほど、ホテル裏のフットパスと湖の辺りを散歩。湖岸はTHE観光地な感じ。ロンドンも7月になって急に観光客が増えた気がするし、そういう時期なのでしょう。
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Breakfast at St John Bread and Wine [外食]

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ここで朝ご飯を食べたいとずっと思っていて、7月3日(日)についに決行。パンが美味しいお店なので、シンプルにベーコン・サンド。丁寧に丁寧に作りました、という感じ。パンの焼き方もいいし、添えられたケチャップまで美味。紅茶が入っているのは、ブラウン・ベティ。ころんと茶色いこのポット、日本の自宅でも使っています。

スタッフさんがテキパキ、キビキビ動いているのが見ていて気持ちがいい。白いユニフォームやストライプのエプロンも格好いい。まかないをさっと食べて、さっと仕事に戻る姿も好印象。ブタの看板も可愛い。

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このお店はスピタルフィールドやペチコートレーンのマーケットの近く。どちらのマーケットも、ちらりと覗いた限りで服飾が主。この辺りは意味が多い地域で、特にペチコートレーンはエスニックな雰囲気。その後は図書館へ。そして、夕方はヨガへ。残りのヨガ・チケットの数と、帰国前にヨガに行けそうな日数が一致していることが判って、悦に入る。
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ガーゴイル・コレクション

Winchester Cathedral(一番右は、チューダー朝を象徴する薔薇で、ガーゴイルではありません。その当時造られた教会にはあちらこちらに見られます)
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Stinsford Church(小説家トマス・ハーディーゆかりの教会、ドーチェスター近郊)
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Carlisle Cathedral(1番右はガーゴイルではなく、グリーン・マンと呼ばれる森に住む鬼みたいなやつだと思う)
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Exeter Cathedral
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Oxford Circus駅からBaker Street駅へ [ロンドン散歩]

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7月2日。マーケットから帰宅して昼ご飯を食べて、図書館へ。夕方まで過ごして、地下鉄をオックスフォード・サーカス駅で降りて、ちょっと散歩。

オックスフォード・ストリートやリージェント・ストリートにはユニオン・ジャック。何かの行事? メリルボーン・ハイ・ストリートへ向かい、Daunt Booksに寄る。他にも店舗はありますが、2階から下を見渡せるメリルボーン店が好き。この辺りにはチャールズ・ディケンズが一時期住んでいたので、画像の浮き彫りあり。シャーロック・ホームズで有名なベイカー・ストリート方面に向かい、マダム・タッソー蝋人形館(私は、ここに入ったことがありません)の前を通り、地下鉄ベイカー・ストリート駅から帰宅。

ここ数日、にわか雨多し。ウィンブルドンの錦織選手の試合も雨で2度も中断した様子。それでも、ベスト16進出、おめでとうございます。
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久しぶりのマーケット [暮らし]

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7月2日の午前中は久しぶりにマーケットへ。まずはオレンジ・スクエアのファーマーズ・マーケットで、野菜や鶏肉や、ラズベリーやブルーベリーを、デューク・オブ・ヨーク・スクエアのマーケットでヨーグルトを購入。デューク・オブ…では、前々から気になっていたプリン(creme caramel)を食べ、コーヒーを飲んで満足。一応書いておきますが、丸いのを1個ペロリと食べたわけではなく、切り分けた一人分です。ちょうどいい甘さで美味♪
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Shoreditch [ロンドン散歩]

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ジェフリー・ミュージアムで『ハムレット』を観る前に、ミュージアム最寄のHoxtonの一つ前のShoreditch High Streetで地下鉄を降りて腹ごしらえ。パスタと野菜を重ねて温めたものと、サラダ。サラダはニンニクとゴマが効いていてちょっと韓国風。枝豆も入っていました。

味わいのある建物の多いこの辺りは、可愛いお店やカフェ等が多い楽しいエリア。日本にも進出?している雑貨屋"Labour and Wait"もあります(右の画像)。このお店は柳宗理や月兎印のケトルなど日本製品を扱ってもいて、何となく嬉しい。日本製品以外のラインナップも、シンプルでいい感じ。ただし、生活用品、買いたいなあと思っても、持って帰ることを考えると、実際に買うに至らないのでした。
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Hamlet@the Geffrye Museum [エンタメ]

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ジェフリー・ミュージアムの庭(下段の右から2つの画像)で、地元ショーディッチの劇団による『ハムレット』。謳い文句は "Shoreditch's very own Shakespeare company returns with a rousing performance in the atmospheric period gardens"。物語の進行に伴って庭を移動しながら観劇。庭は雰囲気があるし、悲劇は悲劇としてしっかり描いていると同時に、とても楽しい『ハムレット』。

ハムレットは典型的なメランコリックなハムレットで、オフィーリアは今まで観たオフィーリアの中で1番!と思えるほどイメージにぴったり。発狂する場面は出色。この日は、小雨は降るし、ライトダウン+ウールの巻物でも寒かった。そんな中で、オフィーリアは、ほとんどの場面で薄手の衣装に裸足。お疲れさまでした。

9月には『ロミオとジュリエット』が上演されるよう。観たい! でも、その時期はもうロンドンにいないのでした。残念。画像のワインは上演前にいただいたもの。£6は高い。でもまあ、雰囲気代も含まれている、ということで。最後の画像は終演後。夜9時半でもこの明るさ。
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